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なぜ塾でフランチャイズビジネスをやってはいけないのか。個別指導塾フランチャイズビジネスの闇

最近、他塾の先生から相談を受ける機会が多い。特にフランチャイズに加盟して個別指導塾を運営している先生。

その結果、去年の終わり頃から強く思っていることがある。それは、「全国に良い個別指導塾を増やしたい」ということだ。

「良い個別指導塾」の定義は難しいが、簡単に言うと「社会の役にたつ普通の塾」ということ。

「普通ってどういうこと?普通なんてあたりまえだろ?」と思われるかもしれないが、実は違う。

個別指導塾業界の闇

全国にたくさんの学習塾がある。単刀直入に言うと、個別指導塾はひどい塾が多い。全国に数百以上の教室があるような大きな個別指導塾は特に。

自分で個別指導塾を運営しているのに、業界のことをこんな風に言うのはおかしいかもしれないが、言わずにはいられない。それほど深刻な問題だと思っている。

 

僕は個別指導塾マニアだ。全国各地の個別指導塾を調べ上げ実際に足を運び、さらにフランチャイズで個別指導塾を運営している人から直接話を聞いたりした結果、確信するようになった。

普通のレベルもない個別指導塾が全国各地にたくさんある。全国に何千教室とある。これまじの話ですからね。

これは私だけが言っているだけでなく、長年個別指導塾業界に携わっている人間はみな言っていることなのでで、心ある塾の人の間では、いちいち言わなくても大手個別指導塾がヒドイというのは常識。

さらにさらに、とくにフランチャイズやってるとこは最悪だ。

これは、長年個べ(略)。

去年書いた、個別指導塾のフランチャイズについての記事はこちら。旧ブログより。
http://nakamajuku.blogspot.jp/2017/11/blog-post_6.html

 

大手個別指導塾のフランチャイズに入り塾経営している複数の方から受けた相談内容は、全員が似たようなもの。

「テスト対策はどうやればいいのか」
「生徒募集はどうしたらいいか」
「フランチャイズ本部がなにもしてくれない」
「本部がなにも教えてくれない」
「本部にノウハウがなにもない」

上の質問の例を見ればわかるのだが、普通のことができてなさすぎて笑える。想像以上に内情はめちゃくちゃだ。

フランチャイズ本部は「知名度やノウハウがあるから」と高い加盟料やロイヤリティをとるが、実際は知名度なんて何の役にも立たないし、勉強に関するノウハウはなにもない。ただ高いお金を払わされるだけ。

結局はフランチャイズビジネスをやっている人たちは、ただフランチャイズで金儲けしたいだけなんですよね。

フランチャイズに加盟し個別指導塾をやっている人たちは、本当にかわいそう。逆にフランチャイズに加盟してうまくいっている人は本当にすごいと思うが、ほとんどの人たちがうまくいかず苦しんでいるのが現状だ。

なんで、わざわざこんな敵をつくるような内容の記事を書いているのかというと、一番の被害者は子どもたちだからだ。そして、そんな塾で働く人たちも被害者だ。

塾でフランチャイズビジネスをやってはいけないのだ。

なぜ、塾でフランチャイズビジネスをやってはいけないのか

もう少し、塾のフランチャイズビジネスを深堀しよう。

なぜやってはいけないのか。これは少し真面目に考えればわかることなのだが、塾の商品は人であり勉強の指導だ。

それらは「目に見えない」。

ここがすごく重要で、目に見えないサービスを「誰でもできるから」とパッケージ化して、一律に提供することはできない。個別指導塾マニアの僕が知る限り、日本全国でこの点をクリアしているフランチャイズ本部は見当たらない。

理由は他にもたくさんあるが、この一点だけをみても、塾のフランチャイズ化は破綻しているのだ。

個別指導塾のフランチャイズビジネスは、個別指導塾業界の大きな闇だと思っている。

 

これだけ個別指導塾が乱立している時代に、もうそんな中途半端なことが通じるわけないだろう。

近々、「FC解放戦線」というコミュニティを作り、フランチャイズに加盟して苦しんでいる先生たちを救いたいと思っている。

現在、オンラインサロンを準備中。

個別指導塾は、誰でも簡単にはできない

僕が運営している個別指導塾は福岡県久留米市にあり、現在4教室。久留米市にも大手個別指導塾は山ほどある。ここ数年でさらに増えているような感じ。

そんな中、うちの個別指導塾は圧倒的ナンバーワン。

これは、うちの塾がすごいからと言いたいところだが、うちの塾もまだまだだ。もっともっと変えないといけないところも多いし、できていない部分も多い。もっともっと進化して良い塾にしないといけないと思っている。

そんな成長途中の知名度もなにもない塾が、圧倒的ナンバーワン。

自慢したいのではなく、この事実をよーく考えて欲しい。

圧倒的ナンバーワンの理由。それは、周りの大手個別指導塾が弱いから。だから相対的にうちがすごいということになる。

 

ではなぜ、全国に何百・何千と教室があるような大手個別指導塾が弱いのか。歴史があり知名度もありテレビCMしたりする金もあり組織力もあるのに。

これには、個別指導塾の構造的問題がはらんでいる。それを今から説明しよう。

誰でもできると思われている個別指導塾。

誰でもできるからと教室をポンポン出していき、広告で生徒を集め、求人広告でアルバイト講師を集め、教室で勉強させるだけで、売り上げも上がり続けると思われていたのが今までのやり方。

実際にここ30年ぐらいは、そうやって全国に教室を増やしてきた個別指導塾がたくさんある。個別指導塾のフランチャイズビジネスもそうやって成長してきた。

しかし、ここで大きな間違いがある。それは、「誰でもできる」という点。

正解は、誰でもできない。

それは上にも書いたように商品は人であり目に見えないものだから。

全国に1000教室以上あるような大手塾は、個別指導塾運営に対する根本的な考え方から間違っているのだ。

大手も変わろうとしているかもしれないが、なかなか難しいだろう。組織が大きいと変わるのは容易ではない。イノベーションのジレンマ。

これはうちのような新しい塾にとってはチャンス。ライバルが弱いのだから勝ちまくれる。

これからのビジョン

うちのビジョンは10年で100教室。ただ、教室を増やすこと以上に、もっと日本中の個別指導塾を大きく変えることはできないだろうかと思っている。子どもたちのためになる塾が増えて欲しいことと、働く人たちももっと幸せになって欲しいから。

僕の塾だけではたいした影響力はない。そのためのコミュニティであったり、このブログでの情報発信だったり。これからはもっと色々なことに取り組んでいきたいと考えている。

まあ、田舎の小さい塾の人間が何か言ってるなと、暖かく見守ってほしい。

この記事を書いた人

中島 元気
ナカマ株式会社代表 / Link&Connect編集長 / なかま塾塾長 / 趣味はサッカースタジアム訪問
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