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マイナビ最弱の中小零細企業が初めての新卒採用で優秀な学生を採用できたワケ

塾を0からつくり2年たち、個人事業から会社にして1年たち、去年から弊社は新卒採用を行った。今年の4月から3名の学生が、新入社員として入社している。

こう書くと普通のことだが、0からスタートして3年で新卒採用に踏み切った。売り上げは1億ちょっと。社員は6名程度。福岡県の田舎の中堅都市。こう書くと名もない会社がよく新卒採用に踏み切ったと思うだろう。私もそう思う。

うちぐらいの規模だと、中途採用が主で、若くても知り合いづてで採用する程度が普通だと思う。

では、なぜマイナビを利用しての新卒採用に踏み切ったか。それは、知り合いから「新卒が入ってくると、会社がガラッと変わる」と聞かされていたからだ。あとは、色々な本を読んでも、「新卒が入ると会社が次の段階に行ける。」と書いてあったから。

そう、理由はなんとなくだ。

もちろん、塾の方が順調に生徒が集まっており、今後の教室展開を考えると人が足りない。そのための採用というのが一番の理由である。

 

そんな弊社が、なんと今回の新卒採用で3名もの優秀な学生をゲットできた。ポケモンか。

優秀の定義は難しいが、うちに合いそうな性格で、人柄もよい。

そう、今のところ、多分大成功だ。多分というのは、去年が初めての新卒採用だったので、比べるモノがないからだ。ただ、マイナビの担当の方も「すごい」と言ってくれたので、そうなのだろう。我々も最初は「どうせ優秀な学生なんてこないよな。」なんて斜に構えていたのだが。

ちなみに、採用までいかず、別の会社に流れていった学生も多数いたが、みんな優秀で、さらにほとんどが最終選考まで残ってくれ誠実に対応してくれた。ほぼ全員がそういった真面目な学生だった。

 

そんな弊社が、今回の新卒採用で何をしたのかをここに書きたい。

ただ、今回の差別化の手法は、大きな会社ではなかなかできないと思う。小さな会社だからこそできることだろう。うちと同じような、中小零細企業は参考にしていただければと思う。

 

金はかけてない。そんな金はない。

まず最初に、金はかけていない。マイナビでスタンダードなプランを利用した程度だ。リクナビは使用していない。そんな金はない。

合同説明会には1回も出てない。大学の説明会にも参加してない(申請し忘れた)。そう、マイナビと心中だった。

 

そんなマイナビで何をしたかというと、いたって普通で、

・マイナビで会社のページを作った

・3月だけ上位表示されるようなサービスを利用

・学生にダイレクトメールを打てる機能を少し利用

たぶんこれぐらいで、普通のことばかりだ。ここに工夫はない。

 

採用までの流れも普通で、

1.会社説明会 (ほとんどが自社で行った)

2.一次選考 → 二次選考(最終選考)

会社説明会も選考もほとんど社長である私が担当。

こんな流れである。小さな会社なので私が主として動いた。大きな会社ではできないだろうが、小さな会社なら社長がやってるところも多いと思う。

さて、ここまでは普通すぎる。ここからが、本題。

マイナビの文章で業界批判をし強烈な思いをぶつけた

まず、差別化としてやったこと一つ目。

・マイナビの文章で業界批判をし強烈な思いをぶつけた

 

まず、新卒採用が初めてなので、他社(特に他塾)のページを見てどう差別化するかを考えた。教育理念のようなものを書いてある会社がほとんどだった。一般的な会社のページと言った感じ。まあ、学生が見てもおもしろくない内容である。

これと同じようなことを書いても、会社の規模で負ける。そう考え、他社と違う事を書こうと考えた。

その結果、常日頃、塾業界について疑問に思っていることを素直にぶつけてみようと思った。

弊社は業界の常識にとらわれない塾運営をしている。子どもたちのためになっていない、働く人間のためになっていない、そんな業界を変えたい、そんな思いを文章でぶつけた。

簡単に言うと「仮想敵」を作ったのだ。もちろん、本当に業界を変えたいと思っているので「仮想」ではないが。

そういう敵を作ることで、自分たちの主張がわかりやすく明確になる。

ただ、書いているときは、「言い過ぎかな・・・」と思ったが、ここで尖らないと誰にも響かないと思い、普段考えていることを直球で書いた。オブラートなしで。

学生はまず、マイナビでいろんな検索をし、気になる会社を見つけ、説明会にエントリーしてくる。うちのような小さな会社でも、やる気のある優秀な学生が説明会に来てくれたということは、この「業界を変える」という熱い思いに感動してくれたからだろう。

ウソをつかず、正々堂々と学生に対応した

次に差別化の二つ目。

・ウソをつかず、正々堂々と誠実に学生に対応した

 

マイナビの会社ページの文章でも、説明会でも面接でも、会社の現在や未来について、何も隠さずウソをつかず、誠実に対応した。当たり前かもしれないが、本当に正々堂々と対応した。

例えば、説明会に来た学生に必ず聞いていたことは、「なぜ、うちみたいな会社の説明会に来たの?」である。だって、うちみたいな会社には、普通はだれも来ないから。

それぐらい、今の会社の規模についても誠実に話をした。

面接でもそうだ。面接は、学生のことを知るための場かもしれないが、学生が会社のことを知る場でもあると思っている。マイナビのページを見たり、会社のホームページを見たり、パンフレットを見たりしても、会社のことなんてよくわからないのが普通だ。

だから、学生の立場に立って考えて、「どういう会社か」を具体的に説明し、きちんと理解して、納得してもらう。面接をそういう場だと考えた。

「なぜ、うちみたいな小さな会社が新卒採用をするのか」も話した。これは、「小さな会社」というのを逆に武器にしたのだ。

「小さな会社が新卒採用をする」→「普通しないよね」→「急成長してるからだよ」という流れで、小ささを武器にした。もちろんウソではない。小さくても未来がある会社をアピールしたのだ。

 

今回、新卒採用を初めてやって感じたことは、こちらが考えていることは学生にきちんと伝わるということだ。

こちらの熱い思いや考えを、包み隠さずに文章や説明会や面接で伝えると、それがきちんと学生に伝わっていたのだ。

新卒の学生の魅力はその素直さだ。そう、学生はやはり素直なのだ。

この記事を書いた人

中島 元気
ナカマ株式会社代表 / Link&Connect編集長 / なかま塾塾長 / 趣味はサッカースタジアム訪問
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