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知名度・実績ゼロの地方の塾に、生徒100名が集まるわけ【なかま塾開校1年目のアシアト②】

知名度・実績ゼロの地方の塾に、生徒100名が集まるわけ【なかま塾開校1年目のアシアト②】

前の記事はこちら → なかま塾開校1年目のアシアト①

 

生徒も少なくガランとした寂しい教室ですが、開校してすぐの2月末の学年末テスト対策は当然気合い入りまくりです。

この時はまだほとんどの生徒が無料体験授業中でしたが、そんなことおかまいなしに、全員の成績を上げることを目標に、徹底的にテスト対策をしました。

無料体験中だろうがなんだろうが全力投球で、生徒は少ないながらも活気のある教室。できる限りのテスト対策をやっていきました。

その結果、ほとんどの生徒が大幅に成績アップ。ここでの成績アップが次の春の生徒募集につながったのは言うまでもありません。

この時期は、特に2人のアルバイト講師に助けられました。なかま塾が今あるのはこの2人の講師がいたからと言っても過言ではない伝説の講師、I先生とT先生。

2月から3月は大学が休みと言うこともあり、ほぼ毎日来てもらって、一緒に生徒たちに勉強を教える日々。定期テストが終わって、3月には生徒数30名ぐらいになっていたので、そのお祝いとテスト対策の打ち上げで焼肉へ。

もしかしたら、この時期がこれまでの塾人生の中で、一番熱狂していた時期かもしれません。

 

あんなに2月にテスト対策で勉強したのに、生徒たちはみんな「塾が楽しい!」と言って通ってました。このあたりから、「もしかしたら、めちゃくちゃ生徒が増えるかも」という予感はありました。

そして予感通り、この頃になると生徒や保護者からの評判から、塾の名前が地域に広がってきていて、3月以降は紹介からの入会が増加。

成績を上げて口コミで生徒が来る。狙い通りなんですが、少し不思議な感覚を覚えました。

どいういうことかというと、サラリーマン時代の口コミの感じとまったく違う感じがしたんですよね。

うまく言えないんですが、口コミで良い評判がたち、その良い評判の連鎖が続いてたくさんの問い合わせがある。塾生からの紹介も仲が良いから程度の紹介ではなく、塾生が本当に満足してくれてその気持ちがあふれ出て友達を誘ってくれる。

それが新しく来た親子との電話や面談を通して、その生徒や保護者からの溢れ出る気持ちに私自身が気付く。こんな感覚は、サラリーマン時代にはありませんでした。本当にうれしかった。

 

自分で新しい塾を作って運営していく、起業するってことは、何もない荒野に自分の旗をたてることだと思います。周りは全て敵(全てが敵ではありませんが)。

食料はなにもなく水もない。すべて自分でどうにかして調達するしかない。自然災害だろうがなんだろうが、いつ何が起こっても全て自分のせい。誰にも頼れない。ないなら自分で作る。自分でやる。

そいう厳しい社会だと思ってますが、こうやって口コミで紹介してもらえる、塾を信頼してくれているということは、何よりも励みになります。そして、まだできたばかりの何もない塾を支えてくれたたくさんのアルバイト講師のみなさんには、感謝しかありません。

 

講師と一緒に一所懸命生徒に勉強教えて、休み時間は生徒たちとワーワーやって、生徒が帰ってからは、夜中まで次の日の準備。

ゼロからの新しい塾なので、足りないものだらけ。足りないものがあれば、自分で準備するしかないので朝まで仕事。

でも次の日にはまた生徒と講師とワーワーやって元気もらって楽しい1日を過ごし、あっという間に日々が過ぎていく。

そんな3月・4月の春の生徒募集期でした。

 

そして、あっという間に春の募集期が終わって5月になり、結局6月までに60名以上の生徒が入会。

塾をつくる前に立てていた1年目の目標生徒数は70名。70名もなかなか高い目標だったのですが、春の時点で目標達成まであと少しになりました。奇跡に近い成功です。

ただ、誰にも言ってなかったのですが、本当の目標は1年目に生徒数100名を達成することでした。

でも、この100名という数字は、自分でも「できるかな。さすがに無理かな」なんて思う数字。

ただ、5月で60名以上の生徒が集まったのを機に、弱気の自分にはっぱをかけて、この頃から創業1年目で生徒数100名を達成した伝説の塾になろう!と思うようになりました。

 

5月に入り、1学期の定期テストが始まり、中間・期末と怒涛のテスト対策が続きました。

そんな1学期の定期テストから、あの灼熱の夏期講習へと。続く。

この記事を書いた人

中島 元気
ナカマ株式会社代表 / Link&Connect編集長 / なかま塾塾長 / 趣味はサッカースタジアム訪問
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