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ゲームやスマホをやめても勉強時間は増えない

ゲームが子どもに与える影響については、たくさんの議論が行われてきました。ゲームをやると暴力的になるとか、学力が落ちるとか。逆に脳トレなどに代表されるようなゲームで頭を鍛える、認知症を防止する効果があるなど、主張は様々です。

ゲームと勉強時間の関係

『「学力」の経済学』の著者、中室牧子氏は、1日1時間程度のテレビ視聴やゲームプレイが子どもに与える影響はほとんどない、そして、1時間のテレビやゲームをやめさせても2~3分程度しか勉強時間が増えないと述べています。

ゲームをやめれば勉強時間が増えるかというと、残念ながらそんな単純な話ではないようです。

 

遊びたい盛りの小学生、中学生にとってゲームをするか、勉強をするか、選ぶとしたらゲームをとるのが自然の流れです。

基本的に勉強は楽しくないものであり、学校でやらされるもの、親に強制されるものという意識が強いのではないかと思います。ゲームに夢中になってしまうのは、ゲームが楽しいものであり、勉強をしたくないからです。

つまり、楽しみを無理やり取り上げたところで、嫌いな勉強をするかというと、答えはノーです。自分の子どもの頃のことを考えてみて下さい。無理やりやめさせられると反抗したくなりますよね。

ゲームを取り上げた結果どうなるかというと、ゲームをしていた時間がyoutubeを見たり、漫画を読んだりに変わるだけなのです。

ゲームと上手に付き合うには

それでは、ゲームを無理やり制限するのではなく、上手に付き合っていくにはどうすればいいでしょうか。

今回、2種類のやり方をご提案します。優しく建設的に対応する【ソフト対応】と、厳しく対応する【ハード対応】です。最初はソフト対応から参考にしてみてください。

【ソフト対応】
1.一緒にやってみる
まずは、一緒にゲームをやって子どもの気持ちを理解するところから始めてください。

どんなゲームなのか、おもしろいのか、流行っているのか、友達と一緒にやるのかなど、子どもにたずねながらやってみれば、コミュニケーションもとれます。また子どもとの会話から興味、関心を知ることで、今後の対策が見えてくるかも知れません。

 

2.ルールを決める
制限時間を設けましょう。1時間程度は勉強時間に影響ないので、1時間以内が理想です。2時間以上の場合は、確実に影響がありますので、最初は難しくても、徐々に減らしていきましょう。

うまく継続するコツは、こちらから強制的に決めるのではなく、子どもになぜゲームのやり過ぎがいけないのかをきちんと話してから、子ども自身に決めさせることです。そうすることで、「自分で言ったことを守ろう」とする心理が働きます。

親からの強制ではいうことを聞かない場合でも、こうすることで納得して行動するようになります。子どもの自主性を信じて、あせらずに何度も優しく言い聞かせましょう。

 

3.やることを先に終わらせる
先に宿題を終わらせたあとに、ゲームをしてもいいというルールにしましょう。

好きなことを親が制限することは、子どもの可能性を潰すことにもなります。中学生にもなると多感な年ごろです。親からアドバイスを束縛ととらえられれば、今後の全ての親子関係に影響が出ます。

あくまでも、子どもの趣味、思考は尊重しながら、押し付けではなくサポートしていく立場で子どもと接してください。

 

つぎは、ハード編です。本当に一瞬で解決しますが、別の問題が生じますので、最後の最後の最終手段として心に留める程度にしてくださいね。

【ハード対応】
1.ゲームを捨てる
これで全てが解決しますね。一瞬で悩みから解放されます。ただし、親子間でよほどの信頼関係がなければ、その後の関係に支障が出ますので、実際に行う時は細心の注意を払ってください。

 

2.そもそもゲームを買わない
完全勝利ですね。

 

これはスマホについても同じです。「子どもがスマホをずっと触って夜更かしして困っている」という悩みをよく聞くのですが、まず「そもそもなぜ子どもにスマホを買い与えるのか」と思います。

まあ、買ってしまったものはしょうがないですが、またまた不思議なのが「なぜ無制限で使える状態にしているのか」ということです。

大人でも時間があればスマホを触り続ける世の中。私も暇さえあれば触ってしまいます。

子どもがスマホを買い与えられて自由に使える状態で、我慢できるわけがありません。約束をして、ある程度は制限を加えないといけません。

そもそも、スマホは高校生になってから買うのがいいと思いますが、この話は後日。

 

子どもがテレビゲームやスマホの誘惑に打ち勝つのはなかなか大変です。特にスマホは子どもにとっては無限に時間を奪う魔法の道具です。

良い方向に導いてあげられるように親が手助けしていきましょう。

この記事を書いた人

中島 元気
ナカマ株式会社代表 / Link&Connect編集長 / なかま塾塾長 / 趣味はサッカースタジアム訪問
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