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1年で生徒100名集まる個別指導塾の作り方②【広告宣伝編】

個別指導塾で1年で生徒100名が集まる教室の作り方。

シリーズとして個別指導塾をフランチャイズに加盟せずにゼロから作り上げていくノウハウを記事にしていきます。

旧ブログで書いていたものを、加筆修正してこちらのブログへ移行していく感じです。

さて、前回は、【物件編】でした。

1年で生徒100名集まる個別指導塾の作り方①【物件編】

前回の記事は塾の先生からそこそこの反応があって、「ノウハウをここまで公開してるの、はじめて見ました。」なんて声もいただきました。上の記事の冒頭部分に、無料でノウハウを出す理由を書いてますので、まだ見てない人は読んでみてください。簡単にいうと、義憤です。←義憤なんて言葉初めて使った(笑)。

それでは、今回は広告宣伝について、僕が運営する塾の新規開校時のやり方をご紹介します。

新規開校時の広告宣伝について

今回ご紹介する、去年の11月末に新規開校した十三部教室の広告宣伝でやったことは3つです。

・新聞折込チラシ

・中学校、小学校の校門前でチラシ配り

・Facebook広告

この3つ。今回初めてFacebook広告をやってみました。これ以外にはお金がかかるような特別なことはしていません。

折込チラシのデザインをどうするか

まず新規開校でやることといえば、新聞の折り込みチラシですね。うちの塾でも新規開校時には折り込みチラシを入れますし、春と夏の募集期にもやってます。

その時のチラシはこちら。表面の上半分。実物はB4サイズの両面フルカラー。

デザインについては、1年目のチラシからほとんど変わってません。かなりのマンネリ具合。ちなみに、チラシのデザインはイラストレーターを使い自分で作ってます。

現在、Adobeのイラストレーターというソフトは月額課金で安く使えます。イラストレーターを使えると、広報関係の仕事がいろいろ捗るので、かなりオススメです。ただし、基本操作程度を扱えるようになるまでに100時間ぐらいはかかりますし、デザインに関しては若干のセンスもいりますので、誰でもできるわけではありません。

そこで、デザインをまったく作れない、時間がないという人は、ネットのサービスを利用しましょう。

有名なのは「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったクラウドソーシングサービス。クラウドソーシングとは、簡単に言うと、ネットでデザイナーなどに仕事を依頼するサービス。

使い方は、サイト内に詳しく書いてありますし、ネットで知らべてみても出てきます。ちなみに、僕が運営する塾のロゴはランサーズで依頼して作りました。

ネットサービスを利用することが苦手という化石のような人は、地元の印刷屋さんや折り込み屋さんにお願いすれば、チラシのデザインもやってくれると思います。ただ、ネットに比べると費用が高いです。

 

「デザインとかどうでもいいから、自分でてきとうに作る」と考えている人もいるかもしれませんが、やめましょう。手書きでもワードでもチラシは作れます。実際、デザインに力をいれていないチラシを見ることはよくあります。遠まわしですが、ダサいチラシのことです(笑)。(わざと手書きでやる手法もあります。)

でも、そのようなチラシを入れている塾で、繁盛している塾を見たことがありません。昔はそれでもよかったのかもしれません。でも今は時代が違います。塾が多くて常に比べられるのです。

僕の塾が開校初年度に100名達成している理由の一つに、このデザイン力があると思っています。

デザインがよい=信頼感がある。僕はそう思っています。

このデザインについては、一つの記事になるぐらい話したいことがたくさんあるので、また後日。

折込チラシの枚数や費用など

今回新規開校した十三部教室は、11月下旬からのスタートだったので、その時期に2回折込チラシを入れました。教室から半径2kmぐらいの地域にまきます。だいたい1万枚ぐらいでまけるので、それを2回で2万枚。

半径2kmってこれぐらい。これでもちょっと広いかも。地元の人間しかわかりませんね。

上のような感じで半径を簡単に調べられるサイトはこちら →「きょりたん」https://www.cloudwoods.jp/kyoritan/ 昔から愛用してるサイトです。

 

さて、折込チラシにかかる費用には2つあって、「折り込み料」と「印刷料」です

折込チラシの折り込み料は地域によって違います。福岡県久留米市は一律3.3円です。他県と比べると高い方かもしれません。

 

今回のチラシの印刷料は1.5円ぐらいでした。だから1枚あたりにかかる費用を合計すると5円程度になります。

たぶん2万枚で1.5円の印刷費は、格安だと思います。春とか夏の募集で20万枚とかなると印刷費は1枚1.2円とかになります。1.2円ってかなり安いと思います。

ここ最近は、チラシの印刷は地元の業者にお願いしてますが、昔はネットの業者を使ってました。昔使っていたネットの業者はこちら。

→「宣伝館」http://www.sendenkan.com/

 

地元の業者で印刷してて、ネットの最安値よりも安かったのですが、実はこれにはカラクリがあります。

普通、折込チラシの紙の厚さって53kの厚さの紙でやります。これを53kより一つ薄い紙でやると、その分安くなります。

ただ、ネットで格安業者に頼んでいた時の53kの紙と、地元の業者に依頼して印刷した薄いチラシが、どうみても同じような厚みなんですよね。ほとんど一緒。ネットで頼む印刷業者がインチキをしているとは思はないですが、実際試してみると色々わかってくることがありますね。

というわけで、薄いといっても手触りや厚みはほとんど変わらないので、ネットではなく地元の業者に頼んでます。顔を見合わせながら打ち合わせできるし、安いし、送料もなしと最高です。ネットで安く印刷するのもいいですが、こうやって地元の業者さんにいろいろ相談してみるのもいいかもですね。

 

というわけで、今回の十三部教室は、2万枚×5円で10万円ちょっとかかりました。新規開校の折り込みチラシはこの2回しか入れていません。

もう折り込みチラシで生徒を集めようとは思ってなくて、軽いお知らせと考えてます。だって子育て世代のご家庭はほとんど新聞とってないですからね。

取っている人も年配の方が多いので、塾のチラシを入れるというのは魚のいない池で釣りをしているようなものかも。

ちなみに1教室目の南町教室は2月オープンで、春ということもありかなりの枚数の折り込みチラシを入れました。2月の頭ぐらいから週に1回を4月の中旬ぐらいまで。計10回ぐらい。1回1万枚で10万枚、費用としては50万以上かかってます。最初だったので気合い入ってました。

 

じゃあ、新聞とってないからといって折り込みチラシをやめるかというと、まだやめません。理由は、まだ反応があるから。折り込みチラシからの問い合わせが、実はまだ一定数あるんです。これは地域にもよるかもしれないので、断言できませんが、まだ折り込みチラシは使える。(2018.7現在)

これって、理屈だけではわかりにくいことなんですが、数字に現れている事実です。だから、あと2~3年ぐらいは少し枚数を減らしていきながらも、折り込みチラシは続ける予定です。

校門前のチラシ配布について

2つ目は、学校の校門前でチラシを配ったこと。これは折込チラシよりも効果があると思ってて、非常に重要視してます。

近隣の中学校3校へ、新規開校のチラシを配りに行きました。チラシといってもクリアファイルにチラシと塾のリーフレットを入れて配ります。まあ、配るものは何でもいいんですが、チラシだけだと捨てられる可能性大なので、ちょっとしたオマケを付ける感じです。ペンとか消しゴムとかつけてもいいと思います。

新規開校してすぐに2回ぐらい配りにいき、1件でも反応があれば大成功だと思ってやってて、実際の反応も1~2件程度。十分です。準備にかかった費用は1万円程度なのでコスパ最高。

問い合わせを作ることが目的ですが、それよりも知名度を上げる手段として有効です。子どもたちに、「新しく塾ができたんだ」ということを知ってもらうってことです。これって、本当に大切なことなんです。

 

たまに、学校前でチラシ配りをしない塾があるというのを聞いたことありますが、これは絶対にやったほうがいい。絶対です。塾という商売の特性を考えると、やらない理由はない。

どいういうことかというと、普通の商売の広告宣伝において難しいことって、その商品を利用する顧客にどうやって宣伝して商品を知らせるかということです。実際に使ってくれるお客さんに宣伝するってとても難しいんです。

でも塾はわかりやすくて、お客さんはその学校にいる生徒です。だから、学校にチラシを配りに行けば、直接お客さんにチラシを配れるんです。これって普通の商売では考えられないぐらい恵まれている。

僕が「FCに加盟せずに自分で個別指導塾はやれる」と言っているのは、この直接の客さんにチラシを渡せる手段があるからと言っても過言ではありません。

だから、どんなにできたばかりの塾で知名度がなくても、あまり関係ないんです。学校前でのチラシ配りを続ければ、必ず子どもたちに塾のことを知ってもらえます。

「大手は資金があるからチラシをたくさんまいて集客できるけど、うちは資金がないからチラシをまけなくて集客で負ける」とかよく聞きますが、そんなこと絶対ありません。直接、宣伝できる手段があるからです。

もう一度言いますね。「お客さんに直接広告宣伝できる手段があるのは、普通考えられない。」この事実を、忘れないでください。

※学校前でチラシを配るのに別に許可はいりませんが、その学校に前もって電話しておくのが無難です。学校の先生と顔見知りになっておくは、別に得することはありませんが、損することもありません。

ネット広告について

3つ目がFacebook広告。これは地域と対象年齢を絞って1万円程度。直接問い合わせはありませんでしたが、「Facebook見た」という声は数件聞きました。

SNSはまだほとんど手を付けていないので、前から準備しておけばもっと反応はあったかも。今回はお試しですね。

 

このFacebook広告も含めて、ネット広告ってまだまだ未知数。

例えば、最近多いのは「塾ナビ」といった、塾の口コミポータルサイト。うちはやってませんが、塾ナビからの資料請求は、数だけでいうととても多いようです。あとは検索順位広告とか、Googleアドワーズ広告とか。色々あります。

このようなネット広告は、これからの広告宣伝の主流になるのは間違いないでしょう。ただ、数字的には今のところあまり反応は多くない。僕的には、実験的にやりながら徐々に移行していくって感じです。

ネットに力を入れなくていいとかじゃなくて、塾って顧客はあくまでも「子ども」なんですよね。保護者へ伝える努力も大切ですが、メインは子どもです。子どもに伝わる手段があれば、まずはそこに力を入れるのが大切なんじゃないかなと思います。

十三部教室の問い合わせ数を公開します。

新規開校の広報活動として外部に行ったことはこの3つです。実際この程度の広報活動でも 問い合わせがたくさんあり、今までの新規開校の中で一番の問い合わせ数と生徒の入会がありました。

 

具体的な数字を見てみましょう。

11月・・・22件(11/20オープン)

12月・・・19件

という感じで、新規開校の1ヶ月ぐらいで40件ほどの問い合わせがありました。びっくり。

開校直後が一番問い合わせがあってますね。11月の10日間で22件ってすごい。

なぜ過去最高数の問い合わせがあったかを分析してみると、今までの新規開校と一番違って、既存の3教室に通っている生徒からの紹介が多かったことです。この点に関しては広告宣伝は関係ないですね。

そのほかの広告宣伝になるもの

あと問い合わせの理由として多いのは「看板をみて」です。教室の看板をできるだけ大きく作り、あと教室内が見えるようにカッティングシートなどは貼らないようにしています。

外から教室を見た時の印象というものを重要視していて、これも一種の広告と言えますね。

 

あとは、ホームページ。ホームページがない塾って今の時代あまりないと思いますが、絶対に必要です。直接ホームページを見てから電話するのではなくて、「チラシ見て」→「ホームページで調べて」→「電話する」。こんな流れが多い。

ここでホームページがなければ、それだけで「ホームページがないなんて、なんか怪しい塾」と思われる可能性があります。これって、保護者の気持ちになれば、結構ありえることだと思います。

うちのホームページは全部僕が作っています。ワードプレスというもので作ってて、独学で勉強してできるようになりました。これも自分でやろうと思えば時間さえあればできるようになりますが、あまりおすすめしません。100時間以上は確実にかかるので。

ホームページも今は安く作ってくれる業者もたくさんありますし、上で紹介したクラウドソーシングサービスで依頼してもいいと思います。絶対に作りましょう。

お金をかけずにやれることは無数にある。日頃からの情報発信が大切

広告宣伝でこれが一番反応がある!というのは、正直わかりません。複数の媒体を見て問い合わせいただくことがほとんどだからです。「看板見て、ホームページ見て、チラシも見て」や「チラシを見て、ホームページで調べて」という感じで、折り込みチラシだけ見て電話してくるご家庭はほとんどいません。

だから、やれることは全てやりましょう。

 

お金をかけずにやれることは無数にあります。

今の時代は、お金をかけずにネットを利用して情報発信できる時代です。利用しないのはバカです。ブログやSNSでの情報発信を積極的に行い、塾のことを知ってもらい「なんかいいよね」と思ってもらう。

リアルでの広告宣伝にプラスして、ネットでの地道な宣伝もやりましょう。

中島が考える広告宣伝の手段を重要な順に並べると、

看板 > 学校校門でのチラシ配り > ネット系 > 折込チラシ

こんな感じでしょうか。看板が一位です。まじ看板大事。看板については、また後日記事にします。

 

ゼロから教室を作るときの費用の総額は折り込みチラシをどれぐらいやるかによって変わってきます。

「折り込みチラシはもうダメかも」とか言っておきながら言うのもあれですが、新規開校時には広告宣伝費をケチってはいけません。なぜなら、「新規開校」というのは最高の売り出し文句だからです。

はっきり言って色々なキャッチコピーを試してみましたが、一番反応がいいのがこの「新規開校」です。これを使わない手はないと思います。

 

あと、うちの塾はやってませんが、新規開校時にポスティングは有効だと思います。ポスティングは以前の会社ではやっていました。ほとんど反応はなかったのでお知らせ程度と考えてますが、やらないよりはましです。また費用がチラシ代と自分の時間だけですむので格安(業者に頼めば別)。

でも、ポスティングで新規開校時に20名集客したという話も聞いたことあるので、やってみる価値はありです。

初年度で100名にするには初速が大事

初年度で100名にするには、とにかく初速が大事です。のんびり新規開校して徐々に口コミでなんて言ってると、一年目で100名なんて到底無理です。最初でこけると1年目で30名もいかないなんてこともあると思います。

実際に1年目で30名集まればOKなんてことを言うFC本部や大手個別指導塾もあるみたいですが、もうそれは地獄ですね。地獄です。ずーっと集客のことで頭を悩ませないといけない。

どんなに利益率のいい形態の個別指導塾であろうと、1年目に最低50名以上は集まらないと、その後苦戦が続きます。なぜなら3月で卒業する生徒も出てくるので、卒業するたびに生徒募集に悩まないといけない。

やれることは全てやっていきましょう。

 

ただし、広告宣伝をたくさんしていけば生徒が集まるわけではありません。結局は、良い塾に口コミで生徒が集まります。

ここを間違えないようにしましょうね。

この記事を書いた人

中島 元気
ナカマ株式会社代表 / Link&Connect編集長 / なかま塾塾長 / 趣味はサッカースタジアム訪問
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